下町酒場巡礼 もう一杯
懐かしい店満載、時は流れても変わらない世界が...
下町酒場巡礼 もう一杯
ISBN4-480-03829-9
筑摩書房 ちくま文庫 定価800円+税
さて、酒飲みには嬉しい本です、都内のなつかしい大衆酒場、立ち飲み屋、大衆食堂などを巡りながら、もつ焼き、牛筋煮込み、ホッピーなどについてのコラムを織り交ぜて構成された本書は、酒場を通しての下町人情レポートなっていて、酒場のカウンターの隅でホッピーを片手に読むのも一興ではないでしょうか。
私にはなつかしい酒場がいまだ健在なのを確認できただけでも800円の価値はありました。しかし本書や前書の「下町酒場巡礼」で取り上げられた酒場の多くが、区画整理や道路拡張の名目で、行政によりいまだ行われている「都市破壊」によって姿を消しているのはまったく残念なことです。あなたの街の駅前の裏路地にある「下町酒場」を再発見して、手遅れにならないように飲みに行ってやって下さいね。
投稿日時: 火 - 6月 15, 2004 : 08:07 午前 前の記事: 次の記事: