ニューヨーカー短編集 III 


都会的なニューヨーカー紙が作り出した世界は...
 

ニューヨーカー短編集 III
ナボコフ、マッカラーズ、パーカー、サリンジャー他
ISBN4-15-203080-1
早川書房から定価1600円+税で発売中されていました。
私は神保町の古書店で3冊揃いで3000円で購入しましたが貸した2冊は帰って来ていません。また買います。
おもうに、戦前の1920年代以降1950年代頃までの「ニューヨーカー」誌に掲載された数々の短編小説こそが、現代的な都会小説の始まりだったのではないか。遥か昔の1920年代に、若者達によって創刊されたこの雑誌の標榜する物は「都会的な洗練された雑誌」で、そのしっかりとした編集方針に沿って掲載され続けた短編小説が、都会を舞台にした小説として我々の共感を呼ぶのは当然だと思います。実際私はこの短編集の第1巻に収録されているアーウィン・ショーの「夏服を着た女達」が「都会的な小説」としては最も好きな物です。
さて、この第3巻には私の好きな「ショー」や「サローヤン」は含まれませんが、短編のほとんどを「ニューヨーカー」誌上で発表した「J.D.サリンジャー」の「愛らしい口元わが眼は緑」が収録されています。他の34人の作家は現在の日本ではあまり知られていない方も多いですが、大変良い作品ばかりで、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいと思いご紹介しました。
この短編集はハヤカワノベルスから定価1680税込みで発売されている事がわかりました、ぜひ全巻揃えて購入される事をお勧めします。 

投稿日時: 土 - 7月 3, 2004 : 09:29 午前       前の記事:   次の記事:  


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